「京都ゑびす神社」は商売繁盛でお馴染みの金運のご利益がある神様です。
日本三大ゑびす(えびす)と称される神社の一つで、京都の恵比寿様と言えばこの神社。特に十日戎はえべっさんとして人気です。
金運アップ、ギャンブル運などにご利益がある京都ゑびす神社の主祭神、ご利益、お守り、アクセスについて紹介します。
京都ゑびす神社のご利益・歴史
八代事代主大神(ヤエコトシロヌシノオオカミ)=恵比寿様(えびす)、大国主大神(オオクニヌシノオオカミ)、少彦名神(スクナヒコナノカミ)を御祭神とするのが「京都ゑびす神社」です。
読み方は「きょうとえびすじんじゃ」。「日本三大えびす」の内の一社と言われています。
京都ゑびす神社の歴史
京都ゑびす神社の起源は土御門天皇の建仁2年(1202年)に、栄西が建仁寺を建立する時に、その鎮守として最初に建てられた神社です。
※建仁寺は京都ゑびす神社のすぐ横にあります。
栄西が南宋から帰国する時に海上で暴風雨から守ってくれた恵比寿様(えびす)を主祭神として創建されました。
今の場所には応仁の乱の後に移転しています。
京都ゑびす神社のご利益
御祭神の3柱である八代事代主大神(ヤエコトシロヌシノオオカミ)は恵比寿様(えびす)の別名であることから商売繁盛・金運のご利益があります。
大国主大神(オオクニヌシ)は縁結びの神様ですが、その後、大黒天と神仏習合したことから、打ち出の小槌を持った商売繁盛のご利益もあるとされています。
そして少彦名神(スクナヒコナ)は病気平癒、穀物の成長、知識(学力)のご利益があるとされています。
恵比寿様(えびす)と大国主は一緒に祀られていることが多く、大国主は少彦名(スクナヒコナ)と一緒に行動したこともあり一緒に祀られていることが多いです。
拝殿の横に行くと恵比寿様(えびす)の近い場所であることから、ここでノックをしてお参りするとご利益が叶うとされています。
「優しくトントンとして下さい。恵比寿様のお肩を叩くお詣りです」と書かれています。
境内にには財布塚と名刺塚もあります。お財布や名刺は金運アップには欠かせません。
松下幸之助や吉村孫三郎の名前があります。金運以外にも仕事運もありそうな神社です。
境内には末社があり、色々なご利益がいたけます。
- 主祭神:八代事代主大神(ヤエコトシロヌシノオオカミ)=恵比寿様(えびす)、大国主大神(オオクニヌシノオオカミ)、少彦名神(スクナヒコナノカミ)
- ご利益:金運アップ、宝くじなどのギャンブル運向上、知識・学力向上、穀物の成長、病気平癒、仕事運
- 創建:建仁2年(1202年)
京都ゑびす神社のお守り
金運のご利益があるお守りを中心に集めてみました。お守りは境内の社務所でいただけます。
ゑびす大黒御守、ゑびす銭、ゑびす小判
商売繁昌、家運隆盛、厄除、開運のご利益があるゑびす「大黒御守」、「ゑびす銭」、「ゑびす小判」
- ゑびす大黒御守:小さな恵比寿様と大黒さまのお守り
- ゑびす銭:お金の形のお守り。中に恵比寿さまの絵があり
- ゑびす小判:小判の形のお守り
豆箕・豆熊
お金を集めたり、入れたりする豆箕(まめみ)と豆熊手(まめくまで)。
福鈴
神楽鈴の形で、神札に京都ゑびす神社と書かれています。手に持って使うというよりは、笹に付ける縁起物だそうです。
恵比須神社御守(商売繁昌)
恵比須神社御守はご利益の種類はいくつかありますが、商売繁昌のお守りは赤色です。
幸福の鈴
後色の鈴が付いた幸福の鈴。音がなることで恵比寿さまからご利益がありそう。
めでたい事を呼ぶお守り
恵比須様が持っている鯛のキーホルダーお守り「めでたい事を呼ぶお守り」。
願いが叶うと書かれています。
京都ゑびす神社のアクセス
電車で行く場合のアクセスをまとめています。駐車場はないので電車かバスで行きましょう。
電車の場合
京阪電車「祇園四条駅」を下車し、南東に徒歩6分で着きます。私もこの行き方で参拝しました。
その他、阪急京都線「京都河原町駅」からは東に鴨川方面に行き、後は南東に行けば着きます。
バスの場合
京都駅からは17系統・205系統のバスで10分ほど「河原町松原バス停」下車徒歩5分ほどです。
市バスの場合は31系統、46系統、201系統、203系統、207系統などで「四条京阪前バス停」下車徒歩5分ほど。
バスの場合は、ほぼ京阪四条駅周辺から徒歩になるので、電車で行って歩いたほうが楽だと思います。
- 住所:京都市東山区大和大路通四条下ル小松町125(Google Map)
- アクセス①:京阪電車「祇園四条駅」より徒歩6分
- アクセス②:阪急京都線「京都河原町駅」より徒歩8分
- 駐車場:なし
- 参拝:自由
関連:「京都府の神社一覧」に戻る
関連:「金運・宝くじのご利益がある関西の神社」に戻る
関連:「日本三大えびす」に戻る