大阪で金運アップの神さまと言えば「今宮戎神社」。
昔から続く商人の町大阪の中で商売繁盛の神さま「えべっさん（えびす様）」で有名な神社です。
金運のご利益を得るためには念押し参りをし、三体神札のお守り（福小判・福徳守）をいただくようにしましょう。
今宮戎神社の主祭神、ご利益、お守り、アクセスについて紹介します。
ご利益
天照皇大神（あまてらすおおみかみ）、事代主命（ことしろぬしのみこと）、素戔鳴命（すさのおのみこと）を主祭神とするのが「今宮戎神社」です。
読み方は「いまみやえびすじんじゃ」。「日本三大えびす」の内の一社と言われています。
今宮戎神社の創建は推古天皇の時代。聖徳太子が四天王寺を建立した時に西の方角を鎮護するために造営したそうです。
恵比寿さまが左手に鯛、右手に釣竿を持っているのは、昔はこの近くが大阪湾だったから（現在は埋め立てられその面影はありません）。そのため、昔は海から幸をもたらす神さまでした。
その後、商業の発展から商売繁盛を祈念する神さまとして信仰されるようになりました。
十日戎
毎年1月9日〜11日に行われる「十日戎」は、豊臣秀吉により活性化し、江戸時代により賑やかになっていった大阪商人のためのお祭り。
3日間で毎年100万人以上も参拝しています。「商売繁盛で笹もってこい」という掛け声をテレビのニュースでもよく取り上げられています。
この十日戎は、福笹という縁起のよい笹が授与されます。この福笹には野の幸、山の幸、海の幸の大判や小判、銭袋などが飾られていて、福娘が吉兆を結んで手渡してくれるようになっています。
福笹は無料ですが、結んでもらう吉兆（御札、小宝）は有料になっています。
福笹につける大判。裏側は特に金色ピカピカに光っていて「商売繁盛・福徳円満・今宮戎神社守護幸賜攸」と書かれています。
こちらも福笹につけていただく福銭。こちらも大判と同じご利益ですが、使えなくなった千円、二千円、五千円、一万円を再利用して作られたものです。
念押し参り
金運アップのご利益を得るためにしてほしいことは「念押し参り」です。
まずは正面からお参りし、その後に本殿の裏側にある銀色の「銅鑼（どら）」を手で叩き、もう一度お祈りすることで、願いがしっかりと届きます（上の写真参照）。
この本殿の裏側には「えべっさん（えびす様）」が一番近いのと、少し耳が遠いと伝えられているので、近くから銅鑼（どら）を鳴らすことで願いが伝わると言われています。
- 主祭神：天照皇大神（あまてらすおおみかみ）、事代主命（ことしろぬしのみこと）、素戔鳴命（すさのおのみこと）
- ご利益：金運アップ、商売繁盛、開運成就
- 創建：600年
お守り
金運アップにご利益があるお守り（授与品）を中心に集めてみました。
場所は社務所横にある「授与所」にいくといただけます。
三体神符
商売繁盛を祈願する「三体神符」には、開運御守符、福徳守、小判が神札と一緒に同封されています。
今宮戎神社に参拝した時には絶対に手に入れたいお守りです。1500円
福小判
小判の形をした「福小判」は財布に入れておくとお金には困らないということで大人気の御守りです。300円。
表には「福小判」と恵比寿様の顔。裏側には「福徳円満、今宮神社御守護、商売繁盛」と書かれています。
左が福笹につけていただく大判で、右は財布に入れておくとご利益がある福小判
福娘守
子供が福のある娘に育って欲しいと「福娘守」もいただきました。なんと1500円もします。
内訳はピンクのお守りが1000円、そして左にある福娘が500円の合計1500円のようです。
それぞれ別々でいただくことも可能です。
アクセス
- 住所：大阪市浪速区恵美須町西1-6-10（Google Map）
- アクセス①（最寄駅）：南海高野線「今宮戎駅」下車すぐ
- アクセス②：大阪メトロ御堂筋線「大国町駅」より徒歩5分
- アクセス③：大阪メトロ堺筋線「恵美須町駅」より徒歩5分
- アクセス④：阪堺電車「恵美須町駅」西へ徒歩5分
- 駐車場：なし
- 拝観時間：6：00〜17：00
- 御朱印授与時間：9：00〜17：00
新今宮駅からも行けますが個人的におすすめしません。大阪メトロ「大国町駅」か「恵美須町駅」からがおすすめです。
私は大国主神社とあわせてお参りしました。
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