大阪城公園内にある「豊國神社」は仕事運の神様です。
豊臣秀吉は元々足軽百姓出身でしたが、その後出世し天下人までに上り詰めたということから出世パワーを持つ神社です。
仕事運、出世運、就職(就活)、転職にご利益がある大阪城豊國神社(豊国神社)の主祭神、ご利益、ご祈祷、お守りについて紹介します。
ご利益
豊臣秀吉を筆頭に豊臣秀頼公、豊臣秀長卿を主祭神とするのが「豊国神社」です。読み方は「ほうこくじんじゃ」。
もともとは足軽出身の木下藤吉郎は元々織田信長に仕えていました。その後、戦功を立てて羽柴秀吉となり、織田信長死後、一気に天下を統一し、豊臣秀吉となります。
そんな誰もが成し遂げられないことを達成したのが豊臣秀吉。そこから仕事運、出世、就職、転職のご利益がある神様として人気の神社となりました。
この御利益は一番説得力がありますね。参拝者の現状から一気に開花させてもらえそう。
- 主祭神:豊國大明神(豊臣秀吉公、豊臣秀頼公、豊臣秀長卿)
- ご利益:仕事運、就職(就活)、転職、出世開運、商売繁盛、必勝祈願、会社隆昌
- 創建:1880年
歴史
元々「豊國神社」は中之島にありましたが、以下のような流れで現在の大阪城公園内に移転しています。
- 明治元年:明治天皇が大坂に行幸の際、国家の為に活躍した豊臣秀吉を大阪の静かな場所に奉祀するようにとの勅命
- 明治6年:京都の阿弥院峯墓前を本社として社殿を造営
- 明治13年:大阪に別格官幣社豊國神社の別社として中之島山崎の鼻(現在の中央公会堂あたり)に創
- 大正元年:中央公会堂建設の為、府立図書館の西側にある公園に移転
- 大正10年:独立して府社に列せられる
- 昭和10年:移転の話がでるも第2次世界大戦に突入し、話は流れる
- 昭和20年:終戦で社格が廃止になり、宗教法人となり神社本庁所属の神社になる
- 昭和31年:大阪市より神社移転の話が再開し、現在の大阪城公園内に移転地を決定
- 昭和36年:中之島より現在の場所大阪城公園内に奉遷
参考:「神社由緒」より
中之島の山崎の鼻とは、当時、備中成羽藩・山崎家の蔵屋敷があったことから「山崎の鼻」呼ばれていたそうです(中之島の旧町名「(1)上中之島町」より)。
お守り
仕事運、就職成就(就活)、転職にご利益があるお守りを中心に集めてみました。
常に肌身離さず持ち歩き、背後に仕事運の神様を感じながら生活していきましょう。
仕事運上昇守
仕事で使う名刺のような形をしたのが「仕事運上昇守」です。
以前は「仕事・就職御守」という名前でしたが、変更されました。名刺の形は同じです。
就職や転職を希望されている方は、ぜひこのお守りを授与所で頂き、肌身離さず持っておきたいところです。
出世開運御守「出世瓢箪」
出世開運のご利益があるお守り「出世瓢箪」。豊臣秀吉の瓢箪が使われています。仕事にも、就職や転職にもご利益がありそう。
「瓢箪(ひょうたん)」の横には「駒」がセットに。ことわざにある「瓢箪から駒」(意外なところから意外な物が出るという意味)になっています。
金運守
また、仕事が成功して金運をアップに繋がるという「金運守」もあります。秀吉の瓢箪の形をしているお守りです。
出世竹瓢箪
「出世竹瓢箪」はひょうたん根付、竹の手造り。かなり小さいサイズのお守りです。
出世開運のご利益があります。初穂料500円。
就職祈願御守
就職祈願お守り、色はピンクと紺色の2色。初穂料800円。
馬印
出世開運・家内安全のご利益がある「馬印」。お守りの中でもかなり高い3,000円です。
絵馬
豊臣秀吉(豊国大明神)の絵が入った絵馬豊国大明神。初穂料800円。
その他「豊國大明神」の文字と秀吉の絵が入った出世箸などもあります。
- お守りの受付時間:10時〜16時30分
御朱印
大阪城豊国神社の御朱印。300円。
※新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、予め書かれた御朱印になります。
御朱印帳には貼り付けて下さい。
ご祈祷
参拝以外にご祈祷をお願いすることで、仕事運や就職(就活)によりご利益があります。
- 出世開運、仕事成就、仕事運上昇、就職成就:3000円〜、5,000円〜、10,000円〜
- 商売繁盛、会社祈祷:10,000円〜
仕事運の上昇や就職が成功するようにご祈祷もあります。
アクセス
- 住所:大阪市中央区大阪城2-1(Google Map)
- 最寄駅:JR環状線・大阪メトロ中央線、長堀鶴見緑地線「森ノ宮駅」、大阪メトロ中央線、谷町線「谷町四丁目駅」から13分
- 参拝時間:自由
- 御朱印帳時間:9:00〜17:00
大阪城は5つの駅の中間に位置しどの駅からでも12分ほど歩きますが、豊国神社を目的とした場合は大阪城公園内やや南側に位置するので、JR・大阪メトロ中央線「森ノ宮駅」か「谷町四丁目駅」からが近いです。
場所は大阪城公園内の天守閣に向かう途中、桜門の丁度向かい側が正門(鳥居)になります。
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