京都「豊国神社」は仕事運や出世開運の神様です。
豊臣秀吉は足軽百姓から天下人までに上り詰めた出世パワーを持つ神社です。これは大阪城にある豊國神社と同じです。
江戸時代に徳川幕府により一度は廃祀されるも、明治時代に再興しました。
仕事運、就職(就活)、転職、勝ち運などにご利益がある豊国神社の主祭神、ご利益、ご祈祷、お守りについて紹介します。
ご利益
豊臣秀吉を主祭神とするのが「豊国神社」です。京都の豊国神社が総本社。
読み方は「とよくにじんじゃ」。因みに大阪城の豊国神社は「ほうこくじんじゃ」と読みます。
豊臣秀吉公が一代で足軽農民から天下統一まで出征したことから、勝ち運・仕事運・就職(就活)・転職に強いご利益があるとされています。
豊臣秀吉をお祀りしているのは、秀吉自身が八幡神(新八幡)として祀り、八幡宮を建設することを遺言としていたことからです。
しかし江戸時代に入り、徳川家康(徳川幕府)の意向により廃祀されました。それから約300年後、明治時代に入り明治天皇の勅命により再興されています。
※結果「新八幡」ではなく神号下賜により「豊國大明神」として祀られました。
▲鳥居に書かれている「豊国大明神(豊國大明神)」の文字。
入口にある唐門は伏見城の城門であると伝えられ、国宝にも指定されています。
▲豊国神社の拝殿にある国宝の唐門。
- 主祭神:豊国大明神(とよくにたいみょうじん)豊臣秀吉公
- ご利益:仕事運、就職(就活)、転職、出世開運
- 創建:1880年(明治13年)
お守り
仕事運、就職成就(就活)、転職にご利益があるお守りを中心に集めてみました。
豊臣秀吉の馬印に用いられた瓢箪(ひょうたん)の形が多いのも特徴です。
お守りや絵馬は拝殿すぐ右の社務所でいただけます。
仕事守り
仕事運・就職・転職運が上昇する「仕事お守り」。1,000円。
太閤出世ぞうり
草履取りから天下人まで出世した豊臣秀吉のお守り「太閤出世ぞうり」。
寝付けタイプのお守りなので常に持ち歩くものにつけておきましょう。
太閤黄金守
出世してお金が入ってくるお守り「太閤黄金守」。金運アップに。1,000円。
色々あるお守りの中から私は「太閤黄金守」をいただきました。
開運千成瓢箪
「開運千成瓢箪」。ひょうたんと鈴が付いた根付タイプのお守り。
出世開運瓢箪
出世開運瓢箪。馬の絵が描かれ、将棋のコマの形に出世開運と表記されたひょうたんお守りです。吸盤で取り付けます。
合格守
入試や資格試験に合格するためのお守り「合格守」。学業成就御守もありました。
諸願成就夢むすび
色々な願いが叶う「諸願成就夢むすび」。色は複数あります。
ご祈祷・絵馬
参拝以外にご祈祷をお願いすることで、仕事運や就職(就活)によりご利益があります。
神社内にある絵馬は後日まとめてご祈祷してくれます。
仕事絵馬
わらじの形をしたた「仕事絵馬」。願いを書き奉納、お祓いとご祈祷の後に1年間奉掲してもらえます。
仕事(就職・転職)の願い事を書き神社内の柱にかけておきましょう。
開運絵馬
千成瓢箪の形をした開運絵馬。
アクセス
電車の場合と車の場合の行き方(アクセス)を紹介します。
電車の場合
京阪電車「七条駅」から徒歩8〜9分ほどなので歩くのをおすすめします。京都国立博物館北隣り。
七条通を東に進むと三十三間堂と京都国立博物館があります。そこを左折すると着きます。
車の場合:有料駐車場
豊国神社と書かれた入口すぐ横から車が入れます。そこを上がると駐車場があります。
駐車場。拝殿と社務所のすぐ前にあります。
- 住所:京都市東山区大和大路正面茶屋町530(Google Map)
- アクセス①(最寄駅):京阪電車「七条駅」より徒歩10分
- アクセス②:JR京都駅から市バス100、206、208号系統で10分。「博物館三十三間堂前」バス停下車徒歩5分
- 駐車場:無料駐車場15台分あり
- 拝観時間:9:00〜16:30
- 宝物館料金:大人300円、高校・大学生200円、小学生・中学生100円(団体割引あり)
京都駅からは市バスに乗りましょう。
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