出雲大神宮は、縁結び、金運、長寿のご利益がある神社です。
強力なパワースポットを感じる亀岡市の御神体山(御蔭山)の麓にあり、島根県の有名な出雲大社よりも古いと言い伝えられています。
縁結び、金運、長寿のご利益がある「出雲大神宮」の主祭神、ご利益、お守り、アクセスについて紹介します。
出雲大神宮のご利益・歴史
大国主命(オオクニヌシノミコト)とその妻である三穂津姫命(ミホツヒメノミコト)を主祭神とするのが「出雲大神宮」です。読み方は「いずもだいじんぐう」。
この二柱をあわせて出雲大神(イズモオオカミ)と言われています。
「日本書紀」神代紀下・第二によると、三穂津姫命(ミホツヒメノミコト)はタカミムスビ(高皇産霊尊)の娘で、オオクニヌシノの国譲りの時に妻となりました。
(丹波国風土記によると、天津彦根命(アマツヒコネノミコト)、天夷鳥命(アメノヒナドリノミコト)も鎮座されていると記載されています)
京都丹波国一宮 旧国幣中社 元出雲。
出雲大神宮の歴史
御蔭山(御影山、千年山、千歳山)は御神体山とされ昔から神様として崇められていました。この山は国常立尊(クニノトコタチノミコト)が鎮まる聖域です。
1万年以上前の神代から鎮座していると言われています。崇神天皇が丹波地方全域を平定した時に再興しました。
出雲大神宮の社伝によると元明天皇和銅二(709年)に社殿を造営しています。
現在の社殿は鎌倉時代のもので、足利尊氏、後にも細川勝元により修造されて現在に至っています。
元出雲の由来
出雲大神宮は「元出雲」と言われてます。
島根県の出雲大社は江戸時代までは「杵築大社(きづきたいしゃ)」と称されていおり、亀岡の周辺は「出雲」という地名が現存しています。
丹波国風土記によると、「元明天皇和銅年中、大国主命の一柱のみを島根の杵築の地に遷す。すなわち、今の出雲大社これなり」とあります。
そのため、元々は出雲大神宮が出雲だったということから「元出雲」と呼ばれています。
出雲大神宮のご利益(縁結び・金運・長寿)
出雲大神宮のご利益は、縁結び・金運・長寿で、三大ご神徳とされています。
1.縁結び
大国主命(オオクニヌシノミコト=大黒様)と言えば縁結びの神様としても有名。天と地を結んだ神様であることから縁結びの神様と言われています。
出雲大神宮の公式リーフレットには「日本一の縁結び」と書かれています。
縁結びとは男女の仲を結ぶということだけではなく、人間が立派に成長するように、社会が明るく楽しいものであるようにと、お互いの発展のための繋がりが結ばれることも含まれています。
境内にある「夫婦岩」
2.金運
▲境内の「大国恵比須舎」。大国主命(オオクニヌシノミコト)と事代主命(コトシロヌシノミコト)
大国主命(オオクニヌシノミコト)はたくさんの別名があります。
それぞれの別名には「福の神」ととして日本の長い歴史にあり変わらない信仰があることから、金運のご利益があるとされています。
3.長寿
▲出雲大神宮境内にある「真名井の水」
出雲大神宮の御神体山からの「真名井の水」により、病を退け、邪気を追い払い、健やかに日々の生活が遅れることを長寿につなげられました。
大国主命(オオクニヌシノミコト=大黒様)には幸魂奇魂(さきみたまくしみたま)の霊力があるとされています。
その奇魂(くしみたま)には健康を司り、病気を治す人間本来の自然な力があるとされています。
鳥居を入ってすぐにある手水舎。真名井の水と同様、湧き水で手を清めましょう。
- 主祭神:大国主命(オオクニヌシノミコト)、三穂津姫命(ミホツヒメノミコト)、[天津彦根命(アマツヒコネノミコト)、天夷鳥命(アメノヒナドリノミコト)]
- ご利益:縁結び、金運、長寿
- 創建:不明(1万年以上前の神代より)社殿は元明天皇和銅二(709年)
出雲大神宮のお守り
出雲大神宮のお守りは「神符守札授与所(社務所)」でいただけます。
縁結び守り
縁結びのお守りは最も種類が多く、好きな形や色から選べます。
縁守り
同じく縁結びの御利益があるお守り。こちらは縁守りで、五角形の形をしています。
縁結び絵馬
ハートの形になった「縁結び絵馬」。願い事を書くとご祈祷していただけます。
金運守
金運のご利益がある「金運守」をいただきました。
三大御神徳守
「縁結び・金運・長寿」の3つご利益をいただける「出雲大神宮三大御神徳守」
出雲大神宮肌守り
出雲大神宮の肌守りをいただきました。
国常立尊守り
御神体山のご利益がいただける「国常立尊守り」。高級感がありますね。
少し値段が高いのですが、強力なパワーをいただけます。
出雲大神宮のアクセス
電車と車の場合の行き方を紹介します。
電車の場合
最寄り駅はJR嵯峨野線「千代川駅」になりますが徒歩45分もかかるので、「亀岡駅北口」から亀岡市ふるさとバスになります。
- 亀岡駅:北口6番F11
- 千代川駅:F11
亀岡駅から乗る場合は北口に行きましょう(重要)。
亀岡市ふるさとバスは本数がないので、確認してから行くようにしてください(亀岡市ふるさとバス時刻表を参照)
バスの本数は少ないので、バスが無い時はタクシーで行きましょう(約10分)。
車の場合・駐車場
車で行く場合は駐車場が3箇所あります。
①正面表参道駐車場、②西駐車場、③大駐車場(南に100m下)
普段の参拝は①正面表参道駐車場で良いと思います。②西駐車場は10台ぐらいしか駐車場できなかったと思います。
どちらも駐車できない場合は③大駐車場になります。4月と10月の大祭は混雑するそうです。
西駐車場は赤い鳥居が目印です。
- 住所:京都府亀岡市千歳町千歳出雲無番地(Google Map)
- 電話番号:0771-24-7799
- FAX:0771-25-3832
- アクセス:JR嵯峨野線「亀岡駅」北口広場より亀岡市ふるさとバス「出雲大神宮前」バス停下車
- 駐車場:あり(3箇所)
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