病気平癒・怪我回復・健康

歯神社のご利益、お守り、アクセスについて

歯神社の鳥居と拝殿

大阪・梅田のど真ん中に小さな神社があるのを見かけた方も多いかと思います。その神社こそ日本で唯一の歯に関する神社「歯神社」。

梅田ESTやヘップファイブの近くにあり、あまりに小さい神社なので素通りしてしまいがちですが、実は誰もが持っている歯に関係する神社として全国から訪れる有名な神社なのです。

歯痛鎮静、健歯護持、歯業成就、歯止祈願のご利益がある「歯神社」の主祭神、ご利益、お守り、アクセスについて紹介します。

 

ご利益

歯神社の鳥居と拝殿

歯神社の主祭神は、歯神大神(はがみおおかみ:通称はがみさん)、歯全般の神様として信仰されています。

読み方は「はじんじゃ」。綱敷天神社の末社になります。

元々はこの場所にあった巨石の神様が地元の人々に祀られていたことが由来になっています。後にお稲荷様、宇賀御魂神(ウカノミタマノカミ)としてお祀りされるようになっています。

そのことから中世まではよく見かける地元の稲荷神社と同じでした。

歯神社の鳥居と文字

歯神社前の説明文には以下のように書かれています。

当社は網敷天神社末社で、農耕神として祀られ、淀川の決壊をこの付近で歯止めされたことから「歯神社」として崇拝され、近世に至っては歯の神様と呼ばれ歯痛によく効く神様として暑い信仰があります。

参考:歯神社由緒(歯神社前の説明文より)

農耕神とは宇賀御魂神(ウカノミタマノカミ)のこと。

元々は淀川の決壊を歯止めしていた場所だったというのが由来です。その後、歯全般の神様、特に歯痛によく効く神様として有名になりました。

歯に悩む人以外に、歯科医師、歯科技工士などの歯の医療にかかわる方、歯科医師を目指す学生、歯ブラシ、歯磨き粉、歯に関するガム、入れ歯に関係する仕事をされている方も参拝に訪れます。

 

歯神社前にあるなで石

神社前にある「なで石」。石をなでた後に痛い歯の部分をさすると痛みが和らぐと言われています。

 

毎年6月4日11:00~11:30は歯ブラシ感謝祭が開催されます。

1年間の歯の健康を御祈念申し上げ、古くなった歯ブラシをお返しし、新しい歯ブラシを頂くという行事です(場所は網敷天神社にて)。

 

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お守り

お守りやお札をいただくには綱敷天神社御旅社に行く必要があります。

歯神守

歯神社の歯神守

網敷天神社御旅社でいただける「歯神守(はがみまもり)」。歯痛や虫歯、歯の健康に関するお守りです。500円。

その他歯のお札もありました。

 

お守りは綱敷天神社御旅社へ

綱敷天神社御旅社の鳥居

お守りは残念ながら歯神社では買えません。その理由は歯神社はとても小さな神社しかないからです。

お守りをいただくには歯神社から徒歩6~7分ほどにある綱敷天神社御旅社にいく必要があります。

※綱敷天神社ではなく綱敷天神社御旅社です。ご注意ください。

場所はヤンマー本社、ユニクロOSAKA店前の道をを北に直進。NU茶屋町を越えたあたりに神社が見えます(上の写真が「綱敷天神社御旅社」)。

  • 綱敷天神社御旅社
  • 住所:大阪市北区茶屋町12-5(Google Map
  • 電話番号:06-6371-1586

 

アクセス

歯神社とRAGTAG

歯神社はヘップファイブ方面に向かいましょう。観覧車があるところです。

梅田EST、JR環状線の高架下を行き、途中で左折すると着きます。以前この横にユニクロがありましたが、今はユーズドセレクトショップ「RAGTAG」になっています。

とても小さな神社で、無人であることから、駐車場もありません。お守りやお札などは上で紹介した綱敷天神社御旅社の方に行きましょう。

  • 歯神社(綱敷天神社末社)
  • 住所:大阪市北区角田町2-8(Google Map
  • アクセス:JR大阪駅、又は私鉄「梅田駅」より徒歩5~10分
  • 駐車場:なし
  • 拝観時間:自由

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