奈良県郡山にある「源九郎稲荷神社」は金運や五穀豊穣、開運厄除の神様です。
とても小さな稲荷神社ですが、日本三大稲荷、近畿二大稲荷、関西三大稲荷に入っているそうです。実際行ってみると、案内表示に日本三大稲荷と書かれてありました。
童謡「大和の源九郎さん」で有名。地元では「源九郎さん」と親しまれています。
金運や五穀豊穣、開運厄除のご利益がある源九郎稲荷神社の由来、主祭神、ご利益、お守り、アクセスについて紹介します。
ご利益・歴史
源九郎稲荷大明神、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)を主祭神とするのが「源九郎稲荷神社」です。
読み方は「げんくろういなりじんじゃ」。
源義経が源頼朝との戦いの時に、何度もこの稲荷に助けられたということから「源九郎」という名前がついたとされています。
名前の由来は歌舞伎から。3代目、4代目市川猿之助さんや6代目中村勘九郎さんが歌舞伎の源九郎狐を演じる時に参拝されています。
歴史
大和郡山城主の豊臣秀長が守護神となる神様に桜井の談山神社の神様をお祀りしますが相性が悪く上手くいきませんでした。
宝譽上人という僧に守護神の神様を探していることを告げると、宝譽上人の夢枕に源九郎という白髪の老人があらわれ、「郡山の南に御堂を建て、茶枳尼天を祀ると守護神になろう」と告げます。
それを聞いた豊臣秀長は城内の竜雲郭に稲荷を創建したと伝わっています。
すぐ隣にある洞泉寺には、宝譽上人が刻んだという源九郎茶枳尼天の像が残っています。
▲狛犬ではなく狛狐。キツネは稲荷社のお使い。左の狐は巻物を、右の狐は宝珠をくわえています。歯が見えているので笑っているようにも見えます。
歌舞伎や浄瑠璃の演目「義経千本桜」に登場する「源九郎狐」が御祭神のお使いになります。
忠臣狐伝説、妖刀子狐丸伝説、元和の鎮火伝説、綿帽子を買った狐伝説など、狐に関する伝説がたくさん残っています。
ご利益
保食神(うけもちのかみ)から金運(商売繁盛)、五穀豊穣のご利益を中心に、開運厄除け、交通安全などのあらゆる産業を守護する民衆生活の守護神であるということが、境内に掲示されている「大和源九郎稲荷の由緒大要」にも書かれありました。
▲摂社「源光稲荷大明神」。拝殿の右側にあります。
▲大和國正一位源九郎稲荷社の碑。
▲祓戸(はらへど)。
- 主祭神:源九郎稲荷大明神、宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)
- ご利益:金運、五穀豊穣、開運厄除
- 創建:不詳(800年以上前)。社殿は1925年(大正14年)完成
お守り
金運、五穀豊穣などのご利益があるお守りを中心に集めてみました。
境内左にある社務所でいただけます。
源九郎稲荷神社御守
お守り袋に入ったタイプ。カラーは白色。表には金色で「御守」、裏には「源九郎稲荷神社」と書かれれています。
こちらはサイズが小さいタイプ。カラーは赤色。「源九郎稲荷神社御守」と書かれています。
幸運の鈴「喜常鈴」
一たび、このすずを振ると幸せを呼ぶ戻せるという幸運の鈴「喜常鈴」。
狐絵馬
狐絵馬。初穂料500円。
アクセス・駐車場
- 住所:奈良県大和郡山市洞泉寺町15(Google Map)
- アクセス①(最寄駅):近鉄電車橿原線「近鉄郡山駅」より徒歩7分
アクセス②:JR関西本線「郡山駅」より徒歩8分 - 駐車場:なし
- 拝観時間:自由
電車の場合
電車の場合は、近鉄橿原線「近鉄郡山駅」又はJR「郡山駅」の丁度中間に位置します。
近くに108号線がありますが、その横に位置しながらも横手から入れません(鍵曲がりのようなイメージ)。参道と書かれた方から入るようにしましょう。
新紺屋町の居酒屋「ひかり」前にある細い路地から入らないとたどり着けないので注意。
上の写真がその路(新紺屋町・参道)です。この細い道を直進すると洞泉寺があり、その左側に「源九郎稲荷神社」があります。
車の場合:駐車場無し
駐車場はありません。鳥居前すぐ横の路地に少しの時間停車できるかもしれませんが、おそらく神社関係者の駐車場だと思います。
写真は1台だけ駐車されていますが、何度か来て確認したところ2台駐車されていることもありました。
郡山周辺は歴史が残っている地域なので、歴史散歩を兼ねて電車で参拝するのがおすすめです。
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