子宝(子授け)・安産

吉野水分神社 子守宮のご利益、お守りについて

吉野水分神社・子守宮

出典:Wikipedia

奈良県吉野の「吉野水分神社 子守宮」は子授け安産、育児の神様です。

水の分配を司る神様を祀っている神社ですが、子授けや安産の神様として「子守社」の方が有名になり今に至っています。

子授け安産、育児のご利益がある吉野水分神社 子守宮の御祭神、ご利益、ご祈祷、お守りについて紹介します。

 

ご利益

吉野水分神社・子守宮

天之水分大神(あまのみくありのおおかみ)、玉依姫命(たまよりひめ)高皇産霊神(たかみむすびのかみ)少名彦神、御子神、天津彦火瓊瓊杵命、玉依姫命、天萬栲幡千幡比咩命を御祭神とするのが「吉野水分神社」。

その中でも「子守社」は玉依姫命(たまよりひめ)の御祭神です。読み方は「よしのみくまりじんじゃ・こもりのみや」。

元々は水の分配を司る神様「天之水分大神」を祀った古社ですが、平安時代以降に子授けや安産の神様として「子守社」が有名になりました。

「みくまり」が「みこもり(御子守)」となりました。玉依姫命(たまよりひめ)の「子守明神」に信仰されています。

社内には十二単をまとう国宝「木造玉依姫命坐像」がありますが、非公開になっています。

 

豊臣秀吉も祈願に訪れ、のちに豊臣秀頼を授かっています。その他、本居宣長も両親の祈願により授けられたと言われています。

社殿・本殿・幣殿・楼門・回廊はは豊臣秀頼が慶長9年(1604年)再建した桃山時代の建築。三殿が繋がった「水分造」と言われています(上の画像参照)。

湯釜や神輿など秀頼が寄進したものも置かれています。2004年に世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録。

  • 御祭神:天之水分大神(あまのみくありのおおかみ)、玉依姫命(たまよりひめ)高皇産霊神(たかみむすびのかみ)、少名彦神、御子神、天津彦火瓊瓊杵命、天萬栲幡千幡比咩命
  • ご利益:子宝、子授け、安産、育児
  • 創建:不詳

創建は不詳ですが、Wikipediaによると「続日本紀」の文武天皇2年(698年)に、芳野水分峰神に馬を奉り祈雨したという記述があるそう。平安時代中期から「子守明神」と呼ばれるようになりました。

 

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お守り

子授け・子宝・安産にご利益があるお守りを中心に集めてみました。

お守りは白色でピンクの花がちりばめられ、中央に「御守」と書かれたもの。その他「水分大神子守明神」「子守宮」とかかれたものがあります。

 

アクセス

  • 住所:奈良県吉野郡吉野町吉野山1612(Google Map
  • 電話番号:0746-32-3012
  • アクセス①:ロープウェイ「吉野山駅」下車 徒歩1時間30分
  • アクセス②:「吉野山駅」から路線バスに乗車し「奥千本口」で下車、徒歩15分
  • 駐車場:無料駐車場あり(2台分)
  • 拝観時間:8時〜16時(早めに閉めることもあるそうです)

ロープウェイと路線バスについては、運休の場合にあります(現在ロープウェイが運休中のため、ケーブル代行バスが運行)。参拝される場合は必ず下のサイトで確認してください

参考:吉野大峯ケーブル自動車株式会社

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