金山彦命(カナヤマヒコ)

金山彦命(カナヤマヒコ)

金山彦命(カナヤマヒコノミコト)はどんな神様(何の神様?)なのか?またどのようなご利益があるのか?

簡単な説明、ご利益、呼び方・表記、祀られている神社について一覧でまとめています。

 

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金山彦命(カナヤマヒコノミコト)はどんな神様?/何の神様?

金山彦命(カナヤマヒコ)

金山彦命(カナヤマヒコノミコト)はどんな神様(何の神様)なのか?について、古事記・日本書紀から解説します。

神産み・イザナミノミコトの子

日本神話に登場する男神様で、鉱山や刃物の神様です。一般的にカナヤマヒコ、カナヤマビコと呼ばれています。

「古事記」によるとイザナギノミコトイザナミのノミコトは島や子供を生み出した(国産み)あと、山・川・草木などの自然を生み出した(神産み)をしました。

その神生みの時、イザナギとイザナミから生まれたのが火の神様・カグツチです。

しかしイザナミは出産中にカグツチの火によって大やけどを負い、命をおとしてしまいます。

イザナミが日に焼かれ苦しみ衰弱し命を落とす中、排出した吐瀉物の中から生まれたのが男神・金山彦命(カナヤマヒコノミコト)と女神・金山姫命(カナヤマヒメノミコト)など10神でした。

 

「日本書紀」によると「一書(第四の一書)」には次のように伝えています。

イザナギが火の神・カグツチ(軻遇突智)を生まれた時、熱がって苦しまれ。そのため食べ物を吐き出してしまわれた。

これがそのまま神になった。この神の名を金山彦(カナヤマヒコ)と申し上げると。

「古事記」とほぼ同じ内容になります。

 

鉱山の神様

この時に生まれた10神(10柱)は人々の日常生活に関連する神様で、金山彦命(カナヤマヒコ)は鉱山の神様です。

金山彦命(カナヤマヒコノミコト)と一緒に誕生した女神・金山姫命(カナヤマヒメ)も同じく鉱山の神様とされてます。

男神・金山彦命(カナヤマヒコ)と女神・金山姫命(カナヤマヒメ)は対になっています。

 

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金山彦命(カナヤマヒコノミコト)のご利益

金山彦命(カナヤマヒコ)

金山彦命(カナヤマヒコノミコト)の「金山」とは鉱山の意味で、鉱石が火の力で金属になることの表現だという説があります。

(※火の神様・カグツチに続いて生まれていることも関係)

イザナミの嘔吐物が溶けた鉱石と似ていることから連想されたものだとも言われています。

元々は鉱山の神様でしたが、その後少しずつ加工工程もご利益に加わり、それが転じて刃物の神様にもなりました。

全国の金山神社の総本社である南宮大社は、刃物製造業者から信仰を受けており、毎年11月の金山祭では多くの鍛冶職人が参拝しています。

鉱山や刃物、金属関係を守護していくれる神様であることから、京都の御金神社では金運アップ、財運アップのご利益があるとされています。

  • 鉱山・金属・鉄鋼業・鉱物・製鉄の守護神
  • 鍛冶・刃物・鉱山業者・金属加工業の御守護
  • 包丁の神様
  • 金具の神様
  • 金運、財運(御金神社などのご利益)

 

呼び方・表記

一般的な金山彦命(カナヤマヒコノミコト)以外にも呼び方は色々あります。書物や神社によって読み方が変わりますが、すべて同一神です。

呼び方・表記 意味
カナヤマヒコ、カナヤマビコ 一般的な呼び方
金山毘古神(カナヤマヒコノカミ/カナヤマビコノカミ) 古事記での呼び方・表記。神社により呼び方が異なる
金山彦神(カナヤマヒコノカミ) 日本書紀での呼び方・表記。神社により呼び方が異なる
金山彦大神(カナヤマヒコノオオカミ) 安居神社の摂社「金山彦神社」の呼び方
金山毘古命(カナヤマヒコノミコト) 御金神社の呼び方
金山彦命(カナヤマヒコノミコト) 神社の呼び方

 

大阪府に金山彦命(カナヤマヒコノミコト)が祀られている神社

神社名(大阪府) 読み方 住所 ゆえん
安居神社の摂社「金山彦神社」 やすいじんじゃ(かなやまひこじんじゃ) 大阪市天王寺区逢坂 摂社の御祭神が金山彦大神(カナヤマヒコノオオカミ)。金山姫大神(カナヤマヒメオオカミ)も一緒に祀られている
金山彦神社(金山孫神社) かなやまひこじんじゃ 大阪府柏原市青谷 御祭神が金山彦神(カナヤマヒコノカミ)

 

京都府に金山彦命(カナヤマヒコノミコト)が祀られている神社

京都の金山彦命(カナヤマヒコ)と言えば、金運のご利益で人気の「御金神社」があります。

神社名(京都府) 読み方 住所 ゆえん
幸神社の末社「金毘羅社」 さいのかみのやしろ(こんぴらしゃ) 京都市上京区寺町通今出川上る西入幸神町 末社「金毘羅社」御祭神の1柱が金山彦命(カナヤマヒコノミコト)
城南宮の末社「金毘羅社」 じょうなんぐう(こんぴらしゃ) 京都市伏見区中島鳥羽離宮町7 末社「金毘羅社」御祭神が金山毘古神(カナヤマビコノカミ)
幡枝八幡宮の末社「針神社」 はたえだはちまんぐう(はりじんじゃ) 京都市左京区岩倉幡枝町 御祭神の1柱が金山毘古命(カナヤマヒコノミコト)
御金神社 みかねじんじゃ 京都市中京区西洞院通御池上ル押西洞院町 御祭神の1柱が金山毘古命(カナヤマヒコノミコト)
吉田神社の末社「三社社」 よしだじんじゃ(さんじゃしゃ) 京都市左京区吉田神楽岡町30 末社「三社社」御祭神の1柱が金山毘古命(カナヤマヒコノミコト)

 

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神産みの時代。イザナギとイザナミの間に生まれた神様。イザナミが大やけどで衰弱しながら生んだ神様。イザナギがカグツチを倒した時に生まれた神様。

 

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