
大阪・和泉にある「信太森稲荷神社」は子宝や子授け、安産、良縁、五穀豊穣の神様です。
安倍晴明の母と父との出会いの場所で、樹齢2千年と言われている巨大なご神木「夫婦楠」がご利益と関係しています。
子宝(子授け)、安産、良縁、五穀豊穣などにご利益がある信太森稲荷神社の主祭神、ご利益、ご祈祷、お守りについて紹介します。
歴史

若宮葛乃葉姫(わかみやくずのはひめ)、宇迦御魂神(ウカノミタマ)を主祭神とするのが「信太森稲荷神社」です。
読み方は「しんだのもりくずのはいなりじんじゃ」。
正式名を「信太森神社」と言い、通称「葛葉稲荷神社」と言うことから、まとめて「信太森葛葉稲荷神社」と呼んでいます。
元々この地は安倍晴明の母・葛乃葉(白狐)の里で、晴明の父・安倍保名(あべのやすな)との出会いの場所として伝わっています。
文楽や歌舞伎「葛の葉物語」の舞台で、映画などでもこの2人について知っている方もいるかと思います。
2人の出会いについては「葛葉稲荷神社の伝説」に書かれていました。
今から1000年ほど前に、今の大阪市阿倍野の里に阿倍保名(安倍晴明の父)が住んでいました。
保名の父は豪族でしたが人に騙されて所領を没収されたので、保名は家の再興を願い、この場所「信太森葛葉稲荷」に毎日お参りしていました。
ある日のこと、数人の狩人に追われた一匹の白狐を助けます。その時保名は怪我を受けその場に倒れてしまいました。
その白狐は葛の葉(安倍晴明の母)という女性に化け、保名を介抱して家まで送り届けました。それから数日後、葛の葉は保名を見舞いやがてお互いの心が通じ合い、妻になり、童子丸(後の安倍晴明)という子供をもうけます。
その子が5歳になった時に、葛の葉が白狐だという正体がバレてしまい
「恋しくば 尋ねきてみよ 和泉なる 信太の森の うらみ葛の葉」
の一種を障子に書き残して信太の森へ帰ったと言い伝えられています。この葛葉伝説にまつわる狐がお祀りされているのがこの神社です。
参考:「葛葉稲荷神社の伝説」看板より、一部抜粋し要約
ご利益

主祭神の宇迦御魂神(ウカノミタマ)はお稲荷さんのこと。五穀豊穣・商売繁盛のご利益があるとされています。
境内では樹齢2千年の巨大御神木「夫婦楠(めおとぐす)」のご利益で、良縁に恵まれたり、子供を授かったりという報告がたくさんあるそうです。

境内にある子安石。安産・子授けのご利益があるとされています。
授与書で絵馬を購入し願い事を書いて、夫婦楠に願い事をしましょう。
- 主祭神:若宮葛乃葉姫(わかみやくずのはひめ)、宇迦御魂神(ウカノミタマノカミ)
- ご利益:子宝(子授け)、安産、良縁、五穀豊穣
- 創建:708年(和銅元年)
お守り
子宝(子授け)、安産、良縁にご利益があるお守りを中心に集めてみました。
子授守

境内にある子安石(安倍晴明遥拝の石)は「身心の人、信太森葛の葉稲荷神社の御守をた給わり、子無き人の授子をいノエル、安産を祈る」とされている安産祈願や子宝「子授け守」と言われています。
昔は子安石と石をこすり合わせて子授け・安産のご祈祷(願掛け)をしていたそうです。

今は子授け守り・安産守りを石の上で3回時計回りに回して、願い事をしてから、お守りを持って帰るとご利益があります。
信太森葛葉稲荷神社御守

「信太森葛葉稲荷神社御守」。カバーされているので、おサイフにも入ります。持ち運びや携帯にも便利なお守り。
信太森葛葉稲荷神社お守り袋

袋タイプのお守り。
絵馬

本殿左にある御神木の楠は一本の幹が二手に分かれているので「夫婦楠(めおとぐす)」と呼ばれており、良縁祈願、夫婦円満、子授けのご利益があると言われています。

片手に良縁祈願の絵馬(「白狐」の絵と「心願成就」と書かれた絵馬)、縁結びお守り、夫婦円満お守りを持ち、御神木に直接触れながら願い事をし、その後絵馬掛けにかけるとご利益があります。
アクセス・駐車場

- 住所:大阪府和泉市葛の葉1-11ー47(Google Map)
- 電話番号:0725-45-7306
- アクセス(最寄駅):JR阪和線「北信太駅」より徒歩5分
- 駐車場:無料駐車場あり(15台)
- 拝観時間:自由(社務所9時〜17時)
電車の場合
JR阪和線「北信太駅」を西口から出て、すぐに左折し直進するとあります。東口から出た場合は「はやし医院」前の踏切を渡りましょう。
車の場合・駐車場
15台ほど駐車できるスペースがあります。参拝者限定で利用できます。
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