
大阪・谷町九丁目にある「生國魂神社(生玉さん)」は生きるもの全ての守護、縁結び、女性守護、良縁成就の神様です。
生國魂神社の御祭神は国土そのもの、生きるものすべてのものを守護しているスケールの大きい神社です。
その神社がなぜ縁結びと関係があるのでしょうかか?それは境内にある末社「鴫野神社」があるからです。
縁結び、女性守護、良縁成就のご利益がある生國魂神社の主祭神、ご利益、ご祈祷、お守り、アクセスについて紹介します。
歴史

▲生國魂神社、拝殿
生島大神(いくしまのおおかみ)、足島大神(たるしまのおおかみ)を主祭神とするのが「生國魂神社」です。
読み方は「いくくにたま神社」と言いますが、ほとんどの人が「いくたま神社」と呼んでいます。通称「生玉(いくたま)さん」。
生島大神、足島大神は日本列島そのものの神様で、大地に生きるもの全てを守護するという大きな御神徳になっています。
後に相殿神として大物主大神(オオモノヌシノオオカミ)を祀り、日本の根源的な神社として歴史を歩んでいます。

生國魂神社本殿は「生國魂造」と呼ばれる日本で唯一の建築様式になっています。(本殿と幣殿が一つの屋根でつながっている)

約2700年前、初代天皇・神武天皇(神倭伊波礼毘古命/カムヤマトイワレビコ)が日本列島そのものの神を現在の大阪城に祀ったのがこの神社。大阪最古の神社です。
当時は大阪湾が生駒山付近まで入り組んでおり、その真ん中にあった大きな岬の先端が現在の大阪城付近でした。
そこに神武天皇が主祭神生島大神、足島大神を祀ったことが始まりです。
その後1580年石山合戦で焼失しますが、1583年豊臣秀吉が石山本願寺跡地に大坂城を築城することになり、この場所に移築しました。
元々あった大阪城には「生国魂神社お旅所跡」という石碑が残っています。

▲生國魂神社は上方落語発祥の地であることから「米澤彦八の碑」があります。
毎年夏に行われる「彦八まつり」は大人気。たくさんの参拝者が訪れます。
ご利益
生國魂神社は日本そのものが祀られていることから、ご利益と言えば、国家安泰・日本守護のご利益があります。
その他のご利益と言えば、縁結びのご利益で人気です。

境内にはかつて淀殿(淀君・茶々)がお参りした弁天社を大阪城東側から遷した末社「鴫野神社」があります。
御祭神は「市寸島比賣神(いちきしまひめのかみ)」「大宮賣神/大宮売神(おおみやのめのかみ)」「淀姫神(よどのひめのかみ)」
「宮比神御伝記」では芸能の祖神・アメノウズメと同一神と記載されています。
女性として栄華を極めた淀姫(淀君)ゆかりの神社で、鴫野神社は「鴫野の弁天さん」と呼ばれ、大阪城東側(大阪市城東区)に祀られていました。
淀殿が大阪城からこの弁天社に参拝したことから、後の世に淀殿自身もこの弁天社に祀られています。
女性の守護神と迎がれ、新願成就と縁(縁結び・縁切り)の神様として霊験あらたかとの評判が広がり、お参りする人が群れを成したと伝わっています。
参考:鴫野神社(しぎのさん)由緒板より。一部抜粋し、要約
弁天社は今の大阪ビジネスパーク付近にあったそうです。

▲境内には、女性の守護神、淀君ゆかりの「鴫野神社」と書かれた案内板があるのですぐわかります。
- 主祭神(生國魂神社):生島大神(いくしまのおおかみ)、足島大神(たるしまのおおかみ)
- 相殿神(生國魂神社):大物主大神(オオモノヌシノオオカミ)
- 末社・鴫野神社の御祭神:市寸島比賣神(いちきしまひめのかみ)、大宮賣神(おおみやのめのかみ)、淀姫神(よどのひめのかみ)
- 末社「鞴神社」の御祭神:香具土神(カグツチノカミ)
- 末社「鴫野神社」ご利益:縁(縁結び・縁切り)、女性守護、良縁成就、国家安泰、日本守護
- 創建:紀元前603年
お守り
縁(縁結び・縁切り)、女性守護、良縁成就のご利益があるお守りを中心に集めてみました。
いくたま守

白色のお守り袋に金色の刺繍、紫色や青色で「いくたま守」と書かれたお守り。お守り袋の上に水晶があります。
玉(水晶)は「魂・霊」とも表され、人が持っている潜在的な力を呼び起こす霊力の源とされてきました。
この「いくたま守」の水晶玉に願いを込めて、願いを込めるとかなうと言われています。
心願守
黄色で横長の御守り袋に、鍵の絵と大きく「心」そして小さく「願」と書かれた「心願守」。
幸守
黄色い巾着型の御守り袋に入った「幸守」。
アクセス

表側の参道の様子。その奥に鳥居、拝殿が見えています。
- 住所:大阪市天王寺区生玉町13-9(Google Map)
- アクセス①(最寄駅):大阪メトロ(地下鉄)谷町線・千日前線「谷町九丁目駅」③番出口より徒歩5分
- アクセス②:近鉄「上本町駅」より徒歩9分
- アクセス③:大阪メトロ(地下鉄)堺筋線・千日前線「日本橋駅」、近鉄「日本橋駅」より徒歩11分
- 駐車場:あり(無料20台)
- 拝観時間:9時~17時(社務所9時~17時)
電車の場合
電車の場合、大阪メトロ「谷町九丁目駅」が最寄駅。その他色々な行き方があります。

▲大阪七坂の一つ「真言坂」から行くと「生國魂神社」の横から入ることになります。

車の場合・無料駐車場あり
車の場合は、阪神高速「夕陽丘」ランプより5分。無料駐車場があります。
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