京都五条にある「若宮八幡宮」は美容や美人祈願、縁結び、安産、子育て、勝運などの神様です。またの名を陶器神社とも呼ばれています。
主祭神の一人である神功皇后が女性として強い母として、政治や戦いで活躍したことに由来しています。
美容や美人祈願、縁結び、安産、子育て、勝運などにご利益がある若宮八幡宮の主祭神、ご利益、ご祈祷、お守り、アクセスについて紹介します。
ご利益
応神天皇、仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)、神功皇后(じんぐうこうごう)を主祭神とするのが「若宮八幡宮」です。読み方は「わかみやはちまんぐう」。
左相殿に仲恭天皇、右相殿に稚根津彦大神(陶祖神)を配祀していることから陶器神社とも呼ばれています。
鎌倉時代には源氏の一族や武士から信仰があり、室町時代には足利尊氏以下の歴代将軍からのたくさんの奉納や参拝などが行われた神社です。
その後、織田信長から社殿新造のために寄進されたり、江戸時代には徳川家康から14代将軍家茂までの間、七十三石と修理などの二十六石が毎年寄進されるなど、歴史もあり由緒ある神社です。
最近、美人祈願の強力なご利益があることで有名な神社となったのは、御祭神の一人である神功皇后(じんぐうこうごう)に由来しています。
神功皇后はお腹に赤ちゃんがいる妊娠した状態で朝鮮出兵をし、新羅の国を攻めました。お腹の赤ちゃんは後の応神天皇で御祭神の一人(一柱)です。
神功皇后は武家社会の神様である八幡神の母にあたる神様で、数多くの武士が崇拝していました。特に八幡太郎こと源義家が有名です。
この由来から、美容や美人祈願、縁結び、安産、子育て以外にも勝運の御利益がある神社となっています。
境内では発掘されたハート型の石「蓬莱石」が境内にあり、これをなでると縁結びのご利益があると言われています。
この蓬莱石は本殿の片隅に埋もれていたものが最近御神託により発見され、約650年ぶりに世に出されたもので、御神威新かな石である
境内「蓬莱石の由緒」案内板より
その他、参拝者自身が穏やかになった表情を見てほしいと「美貌の碑(びぼうのひ)」という鏡が設置されています。
- 主祭神:応神天皇、仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)、神功皇后(じんぐうこうごう)
- ご利益:美容、美人祈願、縁結び、安産、子育て、勝運
- 創建:1053年(天喜元年)、現在の社殿は1654年(承応3年)に再建
お守り
美容、美人祈願、縁結びにご利益があるお守りを中心に集めてみました。
美の鏡御守り
公式サイトより
オシャレで優しいホワイト&ピンクを使用したコンパクトミラーのお守り。巾着袋入り。
鏡は両面式で、片方が拡大鏡になっています。西陣織を使い、護符が中に納められています。1800円。
永遠の美 ハート御守
鏡御守りと同じホワイト&ピンクで、ハートの形をしたお守り。
表は中央に「永遠美」、左右に鳩が刺繍されています。裏側には「若宮八幡宮」の文字が。
美人の神様から授かり、永遠に続くようにとご祈祷されています。600円
肌守 美貌(びぼう)
常に肌身離さず持ち運べるようにミニサイズの御守りです。(2.5cm×8cm)300円。
その他、ハート形の縁結び絵馬などもあります。
アクセス
- 住所:京都市東山区五条橋東5-480(Google Map)
- アクセス①(最寄駅):京阪本線「清水五条駅」より徒歩10分
- アクセス②(バス):JR京都駅より市バス100、202、206、207系統で15分「五条坂」徒歩5分
- 駐車場:あり
- 拝観時間:自由(授与所9時~18時)
京阪「清水五条駅」より五条通を東に歩けば着きます。駐車場は「若宮八幡宮」の鳥居を入ってすぐのところに駐車スペースが少しだけありました。
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