大阪市にある「堀越神社」は、昔から一生に一度のねがいをかなえてくれると言われています。
境内には御神木がありパワースポットとして人気の神社です。
一願成就・厄除けのご利益がある神社の主祭神、ご利益、お守り、アクセスについて紹介します。
ご利益
崇峻天皇を主祭神とするのが「堀越神社」です。読み方は「ほりこしじんじゃ」。
聖徳太子の叔父である崇峻天皇(すしゅんてんのう)を偲んで茶臼山に四天王寺建立と同時に堀越神社を建立しました。
※堀越神社の右斜めに四天王寺があります。
明治時代中旬までは境内の南側に美しい堀があり、この堀を越えて参拝したことから「堀越」とおいう名前が付けられました。
小手姫皇后(おてひめこうごう)、蜂子皇子(はちこおうじ)、錦代皇女(にしきでこうじょ)も配祀されています。
堀越神社境内入口に案内板があり、ご利益について書かれています。
古くから「堀越さんは一生に一度の願いを聞いてくださる神さん」との言い伝えがあります。
参考:堀越神社入口の案内板より
昔から「一生に一度の願いをかなえてくれる神社」と言われていることから、一願成就のご利益があるとされています。
「堀越さんのご神木」からパワーをいただこう
境内に「御神木」があります。案内板には以下のように書かれていました。
神霊の宿る樹、降りる樹として今も多くの人々に大切にされている樹齢五百五十年と言われる楠木です。
数度における落雷や二度の大火災にも耐え、谷町筋拡張工事と地下鉄谷町線開通の時に、現在の場所に移転しました。
「気力が落ちた」「疲れた」と感じた時は、御神木の力を頂いてください。ご神木と接して犬上神仙鎮宅霊符尊神が鎮座されています。
参考:「堀越さんのご神木」案内板より
御神木は体力的にも精神的にも弱っている時は、ご神木に触れるとパワーがいただけます。
- 主祭神:崇峻天皇(聖徳太子の叔父)
- ご利益:一願成就、厄除
- 創建:593年
お守り
堀越神社には珍しいお守りがあります。
うろこ柄お守り袋
堀越神社のお守り袋には御神符が入っています。お守りを肌守りとして常に所持することで、諸願成就、福寿招来、厄難消滅を授かると伝えられています。
このお守り袋は厄除けとして有名な「うろこ柄」に、打ち出の小づちや秘伝の巻物、家宝の長持等の縁起の良い「宝尽くし」の図柄を刺繍しています。
カラーは3色、どれも可愛いいです。初穂料1000円。
お守り「こけざるの梅」
申年(さるどし)の梅には「神が宿る」と伝えられていることから、「申年の梅は薬になる」と言われています。
この梅を所持すると「こけない」「転倒しない」お守りと珍重されたことから、申年の梅が入ったこけないお守り「こけざるの梅」がいただけます。
「こけない」「転倒しない」ということは、何事にも上昇することができますね。お守り袋は紺色と朱色の2色。初穂料1000円。
桃守り
桃は昔から「五行の精なり。邪気を圧伏し百怪を制す」と言われていることから、
桃の木を削りだして作った「桃守り」は病魔や災厄を寄せ付けない厄除けのお守りになっています。
写真はお守り袋に入れるタイプですが、根付タイプの「桃守り」もあります。初穂料1000円。
狛犬の土鈴
堀越神社の拝殿前に浪花狛犬(こまいぬ)が鎮座していましたが、空襲のため崩壊したため、元の狛犬のまま再建されました。
この狛犬と形をしたのが狛犬の土鈴「堀越さんの狛犬」です。家の守り、神棚の守りとなるように、忠実に狛犬を再現したお守り。初穂料5000円。
アクセス
- 住所:大阪市天王寺区茶臼山町1-8(Google Map)
- 交通アクセス①(最寄駅):大阪メトロ谷町線・御堂筋線「天王寺駅」より徒歩3分
交通アクセス②:JR天王寺駅より徒歩4分
交通アクセス③:近鉄「大阪阿部野橋駅」より徒歩11分
交通アクセス④:大阪メトロ谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘」より徒歩12分 - 駐車場:なし
- 拝観時間:6:30~19:00(社務所は9:00~18:00)
JR、大阪メトロからは地下街「あべちか」を通り6番出口、7番出口を出ると近いです。
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