おみくじの手順・引き方・順番・結び方。末吉と小吉どっちが上なの?

おみくじの手順(大吉のおみくじ)

神社を参拝した時に、おみくじを引く方も多いと思います。

その時にどの手順でおみくじを引いたら良いのかわからないまま、その時の流れのままにおみくじを引いている方もいる方思います。

そこで今回はおみくじの手順、引き方、大吉・中吉・凶などの順番結び方持ち帰る場合の保管方法についてまとめてみました。

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おみくじの手順・引き方

おみくじ(第一番・大吉)

神社は拝殿・本殿でお参りすることがメインになります。おみくじは全員がする必要はなく、希望者のみが行います。

神社の神様にご挨拶をし、お参りを済ませた後におみくじを引くのが手順となっています。

神様に名前を告げ、ご挨拶をした後に、おみくじを引く、この手順が神様からお告げとしておみくじに反映されるので、順番を間違えないようにしましょう。

意味を関連付けておくと間違えないと思います。

神社はたまに無人の場合もありますが、その場合でも必ずおみくじを引く時は初穂料を支払うようにしてくださいね。

関連神社の参拝の仕方

 

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おみくじの順番:大吉、凶はわかるけど、小吉や吉、末吉はどちらが上なの?

サムハラ神社「無傷息災みくじ」

おみくじを引くと、大吉や中吉、凶などが出てきます。大吉や中吉、凶はわかるけど、小吉と吉ってどっちの順番(ランク)が上なのってなりますよね。

ここでわかりやすく順番を書いておきます。

  1. 大吉
  2. 中吉
  3. 小吉
  4. 末吉

神社によっては末吉や小吉などはない場合もありますが、もしあれば上のような順番になっています。

吉と小吉、末吉どれが上なの?

吉>小吉>末吉の順。吉は小吉よりも上になります。

末吉は漢字の「末」という字を使っているので、吉の中でも一番末(下)であると覚えて下さい

 

おみくじが凶だった!引き直しても良いの?

開運珠付おみくじ

おみくじをすると「凶だった、ショック!もう一度引き直したい」ということになりますよね。

末吉や小吉だと良いのですが、凶の場合はやり直したくなるものです。

神社にもよりますが、おみくじの引き直しはOKですが、一度きりの方が良いかと思います

一部引き直しを禁止している神社もあり

最初に引いたおみくじの詳細を読んで、自分に心当たりがあるのであれば、それを改善したりすることで上り詰めることができます。

おみくじは単に吉凶判断を目的として引くのではなく、その内容を今後の生活指針としてくことが大切だと神社本庁にも書かれてあります。

凶が出たらショックですが、今が一番下であり、その後上り詰めるという意味なので、伸びしろがあるということです。

その場合は必ずおみくじに書かれていることを自分に置き換えて、今の状態を見つめ直すようにして下さいね。

 

神社の境内に結ぶか?持ち帰るのか?の判断について

露天神社(お初天神)境内にあるハート型のおみくじを結ぶ場所や縁結祈願の旗

境内にはおみくじを結んでいる場所があります。結んでいる数が多いのを見るとほとんどの方はおみくじを結んでいるようです。

おみくじを結ぶのは「縁を結ぶ」という意味から江戸時代に始まりました。

しかし、おみくじは境内に結んでも良いし、持ち帰っても良いのです。

神社境内の木の枝に結んで帰る習わしもありますが、持ち帰っても問題はなく、引いた「おみくじ」を十分に読み返し、自分自身の行動に照らし合わせてみたいものです。

参考:神社本庁おみくじ

一般的に末吉や凶などが出た時は結んで帰り、大吉の場合は持ち帰る方も多いようです。

この判断については自分でして下さい。

おみくじにはたくさんのことが書かれています。それを見直したい方は、財布に入れてその都度見直すのが改善されるので良いと思います

おみくじに書かれていた内容をすぐ忘れてしまうと、せっかくの神様のお告げなのでもったいないですからね。

おみくじを境内に結び時は、糸で繋がっている「おみくじ結び」という場所に必ず結ぶようにして下さい(上の写真参照)。

自分だけ勝手に違う場所に結ぶと、悪い方向に繋がります。

 

おみくじの結び方

おみくじの結び方はどうしたら良いのか?これについては、正しい結び方がありません。

どちらかというと、結んだ後に風などで落ちないように結びましょう。

  1. 細長く4等分する(半分に折り、それをまた半分に折る)
  2. 「おみくじむすび」の紐に、おみくじを軽く丸結びで結ぶ
  3. 軽く丸結びをする
  4. おみくじを左右同じ長さにし、平らになるように全てに折り目をつける

一つ一つ順番に解説します▼

おみくじの結び方①「半分に折る」

①おみくじを半分におります。

 

おみくじの結び方②「さらに半分に折る」

②さらにおみくじを半分に折ります。

 

おみくじの結び方③「軽く丸結びをする」

③「おみくじ結び」の場所で、軽く丸結びをします。

 

おみくじの結び方④「左右同じ長さにし、平らに折る」

④おみくじを左右同じ長さにしたら、平らに折りましょう。折り目を平らにすると風が来ても落ちません

 

おみくじの結び方①〜④

たまに丸結びを2度行っているのを見かけます。

確かに落ちないかもしれませんが、結んだおみくじが破れそうになっているので、敗れないように注意し結ぶようにしましょう。

 

持ち帰ったおみくじの保管方法、次いつ持ってくるのか?について

持ち帰ったおみくじについては、その都度見直して改善できるように、財布などに保管して下さい。

1年後に1月15日に行われる「どんと焼き」として納めるのが良い手順だと思います。

神社によってはいつでも「お守りやおみくじをあずけられる場所」が設けられているところもあります。

その場合は、1年ほどしたらその場所に奉納して下さい。

おみくじの有効期限は決まっていないので、毎年初詣の時に参拝するのであれば1年後で良いと思います。

頻繁にお参りをされる方は、自分の判断で良いと思います。新しく何かを始めたのであれば、その時に持ち帰ったおみくじを結び、新たにおみくじを引くのが良いでしょう。

 

関連:「神社の参拝の仕方」に戻る