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大原野神社(京春日)のご利益、お守り、アクセスについて

大原野神社本殿

京都「大原野神社」は良縁、夫婦円満、女性守護、玉の輿などの神様です。

奈良の春日大社から大原野に分社したことから「京春日」とも呼ばれています。紫式部もこの地が気に入っていっていたようですよ。

良縁、夫婦円満、女性守護、玉の輿などにご利益がある大原野神社の主祭神、ご利益、ご祈祷、お守り、アクセスについて紹介します。

 

歴史・ご利益

「大原野神社」本殿

建御賀豆智命(たけみかづちのみこと)、伊波比主命(いぬいぬしのみこと)、天之子八根命(あめのこやねのみこと)、比賣大神(ひめおおかみ)を主祭神とするのが「大原野神社」です。

読み方は「おおはらのじんじゃ」。

歴史

桓武天皇が都を奈良から京都府向日市の長岡京(784年~794年)に遷都された時に、鷹狩りをこの地で行っていました。

この地を気に入った藤原氏の人たちは「春日大社」の御分霊を遷し祀ることにしました。これが「大原野神社」の始まりです。

そのため「京春日」とも呼ばれ、境内には奈良のお使いである狛鹿が飾られています(上の写真の本殿の手前左右を参照)。

藤原氏は娘が生まれると、天皇のお后になれるように大原野神社にお参りをしていたそうです。そこから良縁玉の輿のご利益もあるとされています。

 

ご利益

御祭神である比賣大神(ひめおおかみ)は、藤原氏の先祖といわれている天之子八根命(あめのこやねのみこと)と「夫婦神」です。

女性の守護神であり、男女の縁を取り持ってくれるだけでなく、夫婦円満、家族円満それぞれの大切な縁を繋いでくれるというご利益があります。

  • 主祭神:建御賀豆智命(たけみかづちのみこと)、伊波比主命(いぬいぬしのみこと)、天之子八根命(あめのこやねのみこと)、比賣大神(ひめおおかみ)
  • ご利益:良縁、夫婦円満、女性守護、玉の輿など
  • 創建:784年

 

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お守り

良縁、夫婦円満、女性守護、玉の輿のご利益があるお守りを中心に集めてみました。

美守(うつくしまもり)

身も心も美しくなれるように御祈願されたお守り。丸い赤色の形をしていて中央に「美」と刺繍されています。

 

叶守

紺色にカードタイプのお守り。中央に満月のような模様の中に白鹿がししゅうされています。

満月のように満ち足りることを願いし謹製した御守りで、藤原道長が詠んだ和歌に因んだお守りです。

 

幸せの御守

藤原氏は「女性の守護神」と崇め尊び、娘が幸せに恵まれるように祈ったことから、藤原氏にあやかったお姫様の形をしたお守りです。

 

アクセス

大原野神社参道

  • 住所:京都市西京区大原野南春日町1152(Google Map
  • アクセス①(最寄駅):JR「向日町駅」よりバスで25分。終点「南春日町」バス停下車徒歩8分
  • アクセス②(最寄駅):阪急「東向日駅」よりバスで25分。終点「南春日町」バス停下車徒歩8分
  • アクセス③:阪急「桂駅」より市バス臨西2番に乗車し、終点「南春日町」バス停下車徒歩8分
  • 駐車場:有料駐車場あり(普通車400円、マイクロバス1500円、大型バス2000円)
  • 拝観時間:自由(授与所8:30~17:00)

「大原野神社」一の鳥居

駅から遠いのでバス又はタクシーで行く必要があります。終点「南春日町」から徒歩8分ほど。

途中で表参道の道標「参陵道・右 大原野神社」とあるので、そこを右折し大原野道を少し行くと一の鳥居が見えてきます。一の鳥居(上の写真)から二の鳥居を越え、三の鳥居まで行くと本殿があります。

車の場合は大原野ICから約7分。有料駐車場があります。大型バス・マイクロバスの場合は事前に問い合わせして下さい。(075-331-3102)

 

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